夜明け前

Twitter:arukuasa

6/14

http://www.youtube.com/watch?v=_qDgLENi2dA


カネコアヤノさんの曲を流して真昼間からライトをつけて、一日横になって過ごした。風邪気味で喉がジンジンして、少し微熱があって、鼻呼吸が出来ない、会社に行こうと思えば行けたけれども、休暇をとった。こんなことにこじつけないと休めない事に、休めない自分に腹が立つ。熱があってしんどいです、なんて。なんだか悪いことをしたような罪悪感でお外にも行けやしない。明日は写真を撮りに遠い街に行くから休みますとか、人と会うので休みますとか、そういうことでは許されないものか。仕事がつまらん。お金が無いと生活はできない。なにかを間違ってしまったのかもしれない。次の家は畳のある家がいいとか、結婚の日取りとか、そうゆう話ばかりしている。私は死ぬまでの借金をして買うマンションの部屋にそこまで価値を見出せない。ボロアパートでもいいから慎ましい生活を、花と音楽のある生活を。もう空に近いアルコールの器に覚える寂しさの後にまたなみなみのジョッキが運ばれてくるときの気持ちみたいなことを繰り返すのが生きていくということに近い。惰性生物の空気に侵された部屋のカーテンの隙間から覗く青空と夕焼けは綺麗なんだ。夕飯の支度をしていたら包丁で指を少し切った。皮が剥けて、血は出ない。痛みがじっくり沁みて赤い肉が露出した。仕事では、黒沢さんの言うことや書くことは相手に伝わらないね、と言われる。わりと小さな頃から思っていることで、死ぬまで付き合っていかなきゃいけないこと。


次の休みは花を買いに行こう。特段、帰りたい過去もない。